特集内容

“江戸”を楽しむ神楽坂 優雅散歩

高層ビルが次々に建ち、新しい町が増殖している現代の東京。そんななか、最先端の都市とは対照的に、昔ながらの路地や商店が多く残る神楽坂が驚くべき賑わいを見せている。この町の何がかくも人々を惹きつけるのか? 答えは簡単に言い切れるものではないだろうが、一つは「江戸があるから」ではないか。江戸は、今の日本から失われつつある「情」が溢れていた時代。神楽坂はその情が残る、東京ではもはや稀有な町の一つなのだ。

「ここには人の情があり、つながりがある。日本の伝統文化が息づく町を、守り育てて行こうという結束がある」。そう胸を張るのは、江戸浄瑠璃の一派、新内節(しんないぶし)の家元で人間国宝の鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)さん。生まれも育ちも神楽坂という、生粋の「神楽っ子」だ。その神楽坂を「どの店も主人の『顔』が見えるのがいい」とお気に入りなのは、女優の羽田美智子さん。それでは、いよいよ神楽坂へ。羽田さんとともに「優雅散歩」と洒落込みましょう。


決定盤オペラ名作鑑賞